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ミリアは笑顔のままその場を去って、他のチームの発表を続けた。
「えぇ、このチームは今年いっぱいまでやって、昇格試験として、三月にそのチームでトーナメント戦をやってもらいます。そこで、実力不十分の場合はもう一度、一学年をやってもらうことになるから気をつけてね。あと、優勝チームには豪華商品もあるからね。以上、解散。」
ミリアはそういい残し、教室を出て行った。
「カイ。今日と明後日はバイと無かったよな?」
「あぁ。任務の準備しなきゃいけないからな。」
後ろいたレストがカイに話しかけてきた。
ちなみに席はドア側の最後列で、一番後ろがレスト、前にカイ、その隣にルナと言う席順だ。
「だったら、三人で任務に必要なもの買いに行かないか?」
「おぉ、いいな。ルナは行けるか?」
「はいっ、大丈夫です。」
「んじゃ、明後日の十一時に校門でいいか?」
そういったカイにルナとレストは、「はいっ」「りょーかい」と言って、三人で寮の在るほうへと歩いていった。
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