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次の日も授業を終えて、みんなミリアの話を聞いていた。
「………ってことで明日は明後日から始まる任務のための休みです。みんなはしゃがないようにね。以上、解散。」
いつものように、カイは解散がかかると同時に教室を出ていった。
「レスト君、カイ君は何のバイトをしてるんですか?」
斜め前にいたルナがレストの方をむいて尋ねてきた。
「気になるのか?」
「えとぉ、少しだけ」
レストの問いにルナは顔を赤くしてはにかんでいた。
それを見たレストは、カバンの中から紙とペンを出して、地図を書き始めた。
「じゃぁ、明日の三時にここに来て。」
そういってレストはルナにその地図を渡しながらいった。
「わかりました。」
と言ってルナは、自分の寮へと帰っていった。
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