授業

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―――数日前 職員室――― 「どうして魔法をまともに扱えないカイにこんな危険な任務をやらせるんですか!!!いや、そもそも一学年でやるようなないようではないですよ!!!」 実技授業担当の教師任務が書かれた紙を持ってミリアに怒鳴っていた。 「だから、理由があるんですよ。それに、私がついていくんですから大丈夫ですよ。私なら原種のドラゴンなら倒せますよ。」 ミリアはランクの証明書をその教師に見せていた。 そこにはランクAの文字があった。 「そういう問題ではありません!!!生徒に何かあったらどうするんですか!!!」 この教師が怒っている理由は、普通、一学年がはじめてやる任務では、もっとも簡単なFランクの任務になるが、カイ達が受ける任務は、Bランク、内容的にはFランクでいいのだが、この任務の現地は魔物が魔界からやってくるゲートがある。 そのため、高位の存在や原種等といった、強力なものも多いため、Bランクとなっているのだ。
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