魔法学校

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C組の黒板には座席表が貼ってあり、カイとレストが隣同士であることに、カイがぼやいていた。 2人が席に着くのとほぼ同時に、長身の綺麗な女性が入ってきて、クラスを静かにさせた。 「え~、私がこのクラスの担任である、ミリアです。これから1年間よろしくね。」 ミリアと名乗る女性は、1拍置いた後、 「じゃぁ、挨拶を兼ねた自己紹介するから、君から順番に前に来て自己紹介してって。」 ミリアに指名された生徒が前に出て自己紹介を始めていき、全員が終わったところで、 「えぇ、今から配る鍵は君達の部屋の鍵です。部屋の中には、先に送ってもらった荷物が入っているので、何か手違いがあったら、あたしの所に来てね。」 それと、とミリアは、 「鍵をなくした場合は、寮監に言って、受け取る際に、500G必要だから忘れないように。」
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