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いいながらミリアは、自己紹介をした順に鍵を渡していく。
それを配り終えたところで、ミリアは全員に向かって、
「今日は、これで終わりだけど、何か質問とかある人いる?」
ミリアの質問には誰も答えず、それを受けてミリアは、軽く頷いたと、
「なら、今日は解散。明日から授業が始まるから、各自、魔水晶忘れずにね。」
そういうと、ミリアは教室から出て行った。
魔水晶とは、人が魔法を使うときに媒介として使う水晶のことで、形は、球体のものがほとんどで、貴族などは、8面体のを持っている者もいる。
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