イジメ

3/6
前へ
/6ページ
次へ
私は学校に行くために支度をしていた。 毎朝お母さんの決まり文句 「はぁ~何であたしはお前を生んでしまったのか。生まなければこんなに苦しくなかったのに。」 いつも朝に言う 《またでた…そんなにイヤだったら生まないでよ。今からでも施設に行くよ》 お母さんは、私を3才の時に子育てをしなくなった。色々な男を家に連れてきた。 私が小学1生の時、お昼を食べたくて、お母さんの所へ行ったら「何でここに来るの!!あれほどこっちに来るなって言ったでしょ!」 バチン! 私は何回も叩かれた。 《また始まった。今回はあの男にも殴られる》 私の予感は見事に当たっていた。 男は「こいつうるさいからロープある!?」と言ってお母さんは私をロープで縛った。口をガムテープで何回も張った。 私は、良くあの頃死なないでいたと思った。 学校遅刻しないように家を出た。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加