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ちねSide
今は授業が終わり休み時間だ
窓側の1番後ろの席で
涼介が眠そうな顔を浮かべている
「りょーすけっ!
すごい眠そう」
「さっきの授業、
1番怠かったから…
先生の言葉が全部子守唄に
なるんだよ」
大きな口を開け、欠伸をする
涼介に僕はぎゅーっと抱き着いた
「涼介の欠伸してる姿
可愛い~っ!!」
そう言いながら抱きしめる力を
少し強めた
「あらあら、ゆーりさんの方が
可愛いですよー」
涼介は僕の頬っぺたを
ツンツンしながら微笑んでいる
「ねぇねぇ
俺も輪に入れろよ~!」
と言ってきたのは
クラスではムードメーカー的
存在の光。
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