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「……お前等ホントになんか凄いな。」
『うん、まぁ…ね。ここまでくると最後の最後まで一緒がいいなー』
「来年になんねぇと分かんねーさ」
「ああ、久しぶりじゃないですか悠さん」
ニッコリと笑ってお兄ちゃんに寄っていった。
「そうだな………そういえば久しぶりだ。元気にしてたか猛?」
「そりゃもう。相変わらず春菜は毎日転けてますよ。ちなみに今日も転けました」
久しぶりで猛は猫を被っている。んー、なんで猫被るんだろ?
っていうか、なんで私の話しになってしまったんだろ…。
「あー、相変わらずか。家でもおっちょこちょいだけど、外でもおっちょこちょいだと、心配になるなぁ」
お兄ちゃんは笑いを耐えていた。
そんな笑いを耐えながら言われても心配されてるようには全く思えません。
「よろしく頼むな、猛」
「まぁ…………気が向いたら」
『二人は酷い……』
「酷いのはそっちよ」
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