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「ホントだ。まぁ俺は別にどうでもいーんだけど」
『ええ!?もうこんな時間!?学校に居たのに話しすぎたのかな?』
いつの間にそんな時間たったんだろ?もっと前に着いてたのになぁ。
「ほら、ボーッとしてないで春菜行くよ!クラス表も見なきゃいけないし」
今度はいつの間にか里奈と猛は先に行ってた。
『早い!待って!!』
と、私が走り出そうとしたら猛が大きな声でストップと言った。
「春菜、走るな歩け!また転けるから。俺は知らないけどね」
「そうね、ナイスよ猛。春菜また転けるといけないから早歩きでくれば大丈夫ね」
あっ、私ってそんな信用ない。転けないと思うんだけどな。でも二人の言い付け守らなかったらこの後が恐いから……特に猛わ。
私は早歩きで二人のもとへ行った。
里奈と猛は私が転けないようにと3人して早歩きで昇降口まで行き、クラス表をみて、また早歩きで教室に向かった。
この光景はきっと、おかしかっただろう。
あと、クラスは3人同じクラスだった。昔からの腐れ縁ってなんか凄いとしみじみ感じました。
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