第一章

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「ホントだ。まぁ俺は別にどうでもいーんだけど」 『ええ!?もうこんな時間!?学校に居たのに話しすぎたのかな?』 いつの間にそんな時間たったんだろ?もっと前に着いてたのになぁ。 「ほら、ボーッとしてないで春菜行くよ!クラス表も見なきゃいけないし」 今度はいつの間にか里奈と猛は先に行ってた。 『早い!待って!!』 と、私が走り出そうとしたら猛が大きな声でストップと言った。 「春菜、走るな歩け!また転けるから。俺は知らないけどね」 「そうね、ナイスよ猛。春菜また転けるといけないから早歩きでくれば大丈夫ね」 あっ、私ってそんな信用ない。転けないと思うんだけどな。でも二人の言い付け守らなかったらこの後が恐いから……特に猛わ。 私は早歩きで二人のもとへ行った。 里奈と猛は私が転けないようにと3人して早歩きで昇降口まで行き、クラス表をみて、また早歩きで教室に向かった。 この光景はきっと、おかしかっただろう。 あと、クラスは3人同じクラスだった。昔からの腐れ縁ってなんか凄いとしみじみ感じました。
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