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その先生は俺を一目だけ見ると直ぐに視線を外して学園長に向き直る。
「学園長、
この子でいいのですか?」
藤堂「ああ、
まだどのクラスにも入れてないんでね。
別の場所で受けさせてやってくれ」
「分かりました」
そう言って、
男の先生は優杞の方に近付いてきて、
「さあ行きましょうか」
優杞「学園長、
その前に一つだけ聞かせてくれ」
藤堂「何だい?」
優杞「教科は何教科あるんだ?
制限時間やその他のことも知りたい」
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