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「が、学園長いいんですか?
こんなことをしてしまっても」
男先生が学園長に近付いて話し掛けてくる。
藤堂「いいんだよ。
特別ではあるがそれなりの対価もあるしね。
何よりこの話しはあっちからしてきたんだ。
問題はない」
「で、ですが」
それでも不安なのか、
まだ学園長に問いたでてくる。
藤堂「それに………、
龍川 優杞はあいつの子供だ。
このくらいのハンデが調度いいくらいかもしれないよ?」
その時の学園長の表情は何かを期待するようなものだった。
「は、はぁ」
藤堂「なにグズグズしてるんだい。
龍川は先に行っちまったよ?
早く行ってきな」
「は、はい」
男先生も学園長に促されてその場を後にした。
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