ワガママ王女様

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俺は二階のアパートの一室に入ると 2DKの狭いボロイエリカの家の中に入る。 「・・・。安心して、親は夜まで帰ってこないから。」 「・・・・へ?」 ダイニングを抜けるとリビングがわりにしている部屋がひとつとエリカの部屋というものもなく、ただ布団が二つ並んで敷いてある和室がひとつ。 「エリカん家、母子家庭だからいつも一人なんだ。」 「・・・そうなんだ・・・。」 するとエリカが突然、布団に寝転がった。
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