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「次で最後だね?」
「一個前の一緒にハート作ったやつは死ぬほど恥ずかしかった」
「でもちゃんとやってくれたね?」
「まぁ、それくらいならな。
・・・・・・そろそろ写真撮られるぞ?」
「・・・・・・うん。・・・・・・あっ!そうだ!」
《はい、3・・・2・・・1》
「・・・・・・んっ」
「!?」
《パシャ!》
「おい!お前!なにしやがった!」
「・・・・・・キスプリ?」
「なんで!?」
「付き合ってくれた真琴にお礼」
「いや、それでもおかしいだろ!
だいたいそんな簡単にキスするな!」
「まぁほっぺだからいいじゃない?
私たちマウスtoマウス一回してるんだし」
「・・・・・・」
「真琴?顔が赤いよ?」
「・・・・・・もういい。落書きいくぞ?」
「は~い♪」
「・・・・・・」
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「待て!なにが『ラブラブ』だ!消せ!」
「い・や・だ♪」
「かわいく言うな!
こうなったら自分で消して・・・・・・」
「やっ!」
「あぁ!ペンが!?」
「残念ながら私と真琴では・・・・・・反射神経の格がちがう!」
「うるせえ!返せ!」
「カキカキカキ・・・・・・はい、ラクガキ終了♪」
「あぁ!?なんかまた加わってる!?」
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「よし。はい、これ真琴の分」
「どーも」
「ちなみに私は一緒にハート作ったやつの小さい方をケータイに貼らせてもらいました」
「さすがにキスプリは自重したか。
・・・・・・瑠奈。俺にもハサミ貸してくれ」
「うん。・・・・・・どれ貼るの?」
「どれがいい?」
「キスプリ以外のふたりで普通に撮った写真のどれか」
「じゃあキスプリ・・・・・・やっぱふたりで銃を構えたやつ」
「あっ、私が嫌がるやつ選ぼうと思ったけど、実は自分も恥ずかしい事に気づいた感じ?」
「うるせぇ」
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