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「今時の大人は忍耐力がねぇな」
全く･･････嘆かわしい。
「お前にだけは絶対に言われたくないと思うぞ？」
無礼な奴だ。
兄貴を殺したい衝動を抑えて、
しばくだけにしてる俺になんて事を言う。
人格者の極みじゃないか。
生まれる時代が違えばきっとガンジーのように歴史に名を残していただろう。
･･････ちょっとガンジーに謝ってくる。
「それよりどうするんだ？このままじゃバイト先見つからねーぞ？」
仕方がない･･････
「じゃあ俺が面接頼んどいた○ーソンあるからそこに行くか。幸い時間まであと二十分ある」
「お前今すぐセブン行って謝って来い！」
「残念ながらガンジーに謝らなきゃいけないから時間ないわ」
「なぜにガンジー！？」
お前は知る必要がない。
ごめんガンジー。
･･････よし終わった。
過去の偉人になんの尊敬もない俺。
あっ、ヒトラーは尊敬してる。
確かにやった事は許される事じゃないし、
ここにいたら一発ぶん殴るけど、
あのカリスマ性は尊敬に値すると思う。
「あ、それと一時間置きに3件面接頼んでるからよろしくな？」
「じゃあ本格的になぜセブン行った！？」
「･･････暇つぶし？」
「お前本当に鬼だな！」
だから俺は人格者の（以下省略
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