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「悟郎。プリクラ撮ろう」
「えぇ?男ふたりで?」
「お前の奢りだからよ?」
「なぜそれで俺が許すと!?」
「じゃあエアーホッケーやって負けた方がホッケー代とプリクラ代払うってのはどうだ?」
「おっ?いいねー。やってやるよ」
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というわけでホッケーバトルが繰り広げられる事になった。
まずは俺からのサーブだ。
「峰~~~優子!」
「はっ!?」
俺の放ったサーブは高速で壁をバウンドし、悟郎側のゴールを捉えた。
「待て!真琴!今のはなんだ!?」
「サーブの時の掛け声だけど?
チャーシューメーン!・・・・・・みたいな?」
・・・・・・まぁ明らかに違うか?
こんなふざけた言い訳が通るなら、俺は総理大臣になって世界中でこっちに有利な交渉結んで来てやるよ。
「なら・・・・・・・・・しかたないか?」
やっほーい。
総理大臣だー。
今度は悟郎のサーブ。
悟郎は大きく振りかぶってサーブを・・・・・・
「山下 桃花」
《ズル!》
打とうとして転けた。
弱くこっちのコートに入った玉をゴールを決めて2ー0。
「ちょっ!?お前なんで!?」
「河村 美紀、古田 舞、荒木 芽衣・・・・・・」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!止めてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
試合?圧勝♪
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