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「話が進まない!どうしたんだ真琴!」
兄貴半ギレです。
忍耐力が足りないな。
と自分の事はバベルの塔の上に置いておかしていただく。
・・・・・・なぜ面倒くさい言い換えをしているのだろうか?『棚』と『バベルの塔』。棚にしいた方が楽な気がする。
「犬が・・・・・・飼いたかったんだ・・・・・・
でももう売れちゃっててさ・・・・・・」
まぁ隠すのもなんだし正直に言っといた。
俺は意外と嘘つかない。
嘘をつきすぎると本当に大切な時に人を騙す事ができないから。
オオカミ少年の逆バージョンだな。
ん?つーか誰も反応しないぞ?
「・・・・・・・・・プッ」
プッ?
「「「ハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」」」
「ま、真琴が!犬・・・・・・ククッ」
「似合わねぇ!あり得ねぇ!」
「言ってやるな・・・・・・ククッ」
コイツら・・・・・・・・・・・・
クソ、悟郎を見ろ。
アイツは俺が始めて打ち明けた時も笑わなかったぞ?
そう思って見た悟郎は
泣いてるふりして腹かかえて震えていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《ガン!》
俺は悟郎の頭を机に思いっきり叩きつけた。
そして満面の笑みで言ってやった。
「殺すぞ?」
クラス中が静かになった。
「あっ////もっとぉ~ん////」
《ガン!》
黙らせた。
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