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「残念だけど行かせないわ?真琴?」
うっわ・・・・・・高木さんだ・・・・・・
触るなクソがと言わせて貰いたい。
「触るなクソ○ッチが」
なので少し付け加えました♪
しかしいつもなら逆上する高木さんが全く動じない。
・・・・・・何かがおかしい。
「真琴。ムカつくアンタもここまで。
これからはみんなに従う下僕になるのよ」
はっ?
「あり得ないね。俺は誰にも従わない」
「真琴・・・・・・アンタはここで終わり。
今はアンタを守る優樹も、みんなが手を出せない瑠奈もいない。
アンタに脅され虐められ、
学校の約80%はアンタを恨んでいるの。
更に瑠奈に手を出してしまい、アンタの仲間だった連中もアンタの敵になった
わかる?
この学校にアンタの味方はいないのよ。
大人しく消えてちょうだい?」
うっわぁ~スゲー嫌われてるのな。
まこっちゃんショック!!
涙が止まらないよ~~~~!
・・・・・・我ながらつまんね。
「俺は脅しの種を大量に持っているぞ?」
「関係ない。アンタをボコボコにして恥ずかしい写真でも撮りまくって逆に脅迫してやろうっていう計画だから」
どうやら大分前から
策略していたみたいだ。
そして学年の壁をも越えられる
俺への憎しみの強さに、一周回って
笑いが込み上げてきた。
ヒャアーハッハッハ!
・・・・・・なーんて。
「……でも……昔みたいな優しい真琴に戻るっていうなら私も……」
・・・・・・にしても甘いなこの連中。
その女が喋ってる間に俺に襲いかかればよかったのに。
バカな奴らだ。
俺は高木さんの顔面に
右ストレートを叩き込んだ。
「「「えっ!女の子に容赦無し!?」」」
男女平等♪
当然、高木さんの手が離れた。
俺は廊下に出た。
「「「逃がすかぁぁぁぁぁ!!!」」」
四方・・・・・・いや、正確には三方か。
三方から生徒達が俺に襲いかかる。
・・・・・・当然、場の全員が俺の方を見ている。
・・・・・・バカが。
俺はポケットに入れていた、
自作のスタングレネードを取り出し、
目を瞑って頭上で爆破した。
強力な閃光が辺りを包み込む。
「「「目が!目がぁぁぁぁ!」」」
ムスカさんお疲れさまです。
俺はカス共をなぎ倒しながら(男女平等)
下の階の1階まで駆け降りた。
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