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《とある三年生視点》
俺は今、2号館1階にいる。
俺がずっと狙っていた生徒会長をたぶらかし、俺がエロ本を買う際しどろもどろになってる俺を激写し、俺を脅した人間のクズを叩き殺すためだ。
俺の勘が正しければ、
あのクズはこの階にいる。
2階から脱出した際、3階には来なかったし、他の館に逃げるなんてリスクを奴が背負うとは思えない。
きっと奴はここにいる。
俺は仲間を2、30人ほど連れて一階を探索していた。
すると一番奥の部屋、家庭科室のドアが少し開き、中から何かが投げ込まれた。
これは・・・・・・
車とかに備え付けられている発煙筒?
発煙筒は大量の煙を巻き上げていた。
辺りを煙が覆う。
《ジリジリジリジリ》
どこからかそんな音が聞こえたかと思うと天井から大量の水が降って来た!
「しまった!スプリンクラーか!?」
奴はこの騒ぎに応じて逃げるつもりだ!
その前に早く!
「急げ!家庭科室だ!!」
俺の声を聞いた仲間たちと一緒に家庭科室に向かって走る!
そして誰かが出てくる間も与えずに家庭科室の前にたどり着いた。
「ざまぁみろ!死ねぇ!クソ野郎!」
俺は扉を開いた!
しかしその瞬間!
中から椅子が投げつけられた!
俺はそれを受け止めたが地面が濡れていたため、滑って他の仲間を巻き込んで倒れてしまった。
「皆さんお疲れさまです」
家庭科室には表情を変えずに先端の切れたコードを持った憎きクソ野郎がいた。
そのクソ野郎は
コードを地面に放っ!!!!!!??
・・・・・・・・・・・・
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