悪い事をしたら自分に返ってくる?知るか!返り討ちだ!

26/41
前へ
/535ページ
次へ
  「真琴ぉぉぉぉぉぉぉぉ!逃げるな!」 階段を駆け上って来たのは龍と信也。 ふたりはローションで濡れた4,5段をかわすため、手すりに飛び付いて這い上がった。 俺は急いで渡り廊下に向かった。 渡り廊下には 俺が起こした火が立ち登っていた。 誰も通ろうなんて思いもしないので、 先には誰もいなかった。 火は・・・・・・ブツにはまだ遠い。 「ハァハァ・・・・・・真琴・・・・・・終りだ」 「大人しく捕まれ。大丈夫、俺は必ずお前の身の安全を保証する」 「俺はしない」 今さらだが信也は俺を傷つけ無いために捕まえようとしていたみたいだ。 ・・・・・・感謝はするが、このロリコンには一発ブチ込んでやらなきゃ気がすまない。 「悪いけど捕まる気はない」 「逃げ場はないぞ?」 確かに前にはアホふたり、後ろには炎。普通に見て終わりだな。 ・・・・・・だが、 「俺を舐めるな!」 俺は炎に向かって全力で走った! 「「嘘だろ!?」」 そして俺は炎を通り抜けた! ・・・・・・熱っつ!! そして俺は振り返ってポケットに入っていたライターオイルを炎に向かってぶっかけた。 炎は勢いをまして、俺が廊下に置いたブツ ・・・・・・ニトログリセリンを刺激し・・・・・・ 《ドカァァァァァァァァァァン!!!!》 「「嘘だろ!?うぉぉぉぉぉ!?」」 足場が崩れて龍と信也も下に落ちそうになるが、なんとか壁?(元々は廊下だった物)から出た鉄筋に掴まってなんとか助かった。 《ガチャ!》 体育館一階の扉が開いた。 「はっはっは!真琴!親友の俺様はお前の考える事くらいわかるんだよ!お前は外に逃げ・・・・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 《ガラガラガラガラ!》 「「「あっ・・・・・・」」」 ・・・・・・・・・・・・悟郎。 「死ぬかと思った!死ぬかと思った! 死ぬかと思った!死ぬかと思った!!」 なんだ・・・・・・生きてたか・・・・・・
/535ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2380人が本棚に入れています
本棚に追加