悪い事をしたら自分に返ってくる?知るか!返り討ちだ!

35/41
前へ
/535ページ
次へ
  《こんなにも濡らしてしまって・・・・・・》 「あっ!『こんにちは』と間違えた!」 「「間違えるか!!」」 ・・・・・・ツッコミありがとう! 校長はいきなりの放送に驚いた様子。 心が乱れてるうちに一気に片付けるか。 《MACKTです》 「「GACKTっぽく言うな!」」 再びツッコミありがとう! 《校長先生。この放送は、貴方にしか聞こえないようになっています。 単刀直入に言います。 2月25日に受け取った、裏口入学の金の事をばらされたくなかったら今日起きた事は全て『事故』だった事にして下さい。 わかったら二回首を振って下さい》 画面の中の校長は首を二回縦に振った。 《交渉成立です。あとで校長室の前に証拠を置いておくので処分して下さい》 校長はまた首を二回縦に振った。 《それでは・・・・・・ブチッ》 俺はマイクを切った。 「・・・・・・黒い。 黒すぎて俺には重すぎます」 「さっきの件、絶対に誰にも言うな。 言ったら社会的に殺す」 「・・・・・・はい」 石村くん真っ青じゃないか! いったいどうしたんだ!? ・・・・・・すんまそん。 「先輩?名前出してよかったんですか? 下手したら命狙われますよ?」 「心配いらない。校長は俺の親父の事をよく知ってるから手を出しはしない」 「「・・・・・・?」」 僕のお父さん         (さく)まこと 僕のお父さんは ヤクザも警察も絶対に手を出しません。 銃弾を避けれます。 3階くらいなら普通に飛び降ります。 握力で頭蓋骨を砕けます。 蹴りで相手の腕を切った事があるそうです。 でもお母さんには頭があがらないそうです。 お父さんは家族を世界一愛しています。 僕はそんなお父さんが大好きです。              おわり  
/535ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2380人が本棚に入れています
本棚に追加