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「ホモにつき合われたっていうあれの事でございやがりますか!?」
「大声で言わないで!!」
いや、お前が大声あげて教室に来たときからみんなの注目浴びてたから普通の声でもみんなに聞こえてたっつーの。
ならなんで大声出したか?
・・・・・・そりゃ相手の神経を逆撫でするために決まってない?
・・・・・・あっない?そうっすか。
「ギャーギャー騒ぐな。
発情期のサルかお前は?
つーか知能もサルそっくりじゃない?
・・・・・・って誰がサルそっくりやねん!
そんなんサルに失礼やないかい!
サルにちゃんと謝らんかい!
・・・・・・はい、坂田さん!謝って!」
「お前が今すぐ私に謝れ!!」
うわー
すぐにキレる若者恐いねー
自分の事はバベルの塔の上に置いとかしてもらいました。
・・・・・・目指せ流行語大賞♪
「ちゃんと謝るって。
すんません。干潟より深く反省してます」
「これほどまでに
心のこもってない謝罪は初めてよ・・・・・・
ていうか意外と深く反省してるのね?」
いや、浅いだろ?干潟だぞ?
ほとんど海から出てるだろうが。
・・・・・・本当に知能サル以下か?
「んで?サル田さんは
いったい俺にどうして欲しい訳?」
「失礼って言葉はアンタのためにあるんじゃないかしら・・・・・・まぁいいわ」
そう言うとサル田さんは一息ついた。
兄貴とくっつく手伝いをしろとかだったら俺の普通の右腕が火を吹くぜ!
・・・・・・いや黄金でもなんでもない普通の腕なんだもん。しょうがないだろ?
「・・・・・・勉強を教えて欲しいの」
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