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「念のため聞いておく。この日、お前は化学のノートを忘れたのか?」
「あぁそれ?なんか化学やら数学の先生がたまに英語の授業するからちゃんと写しといたわ」
自慢気に言いやがった。
『頑張ってるでしょ~?』って態度で自己主張してやがる。
・・・・・・数学?
ノートをパラパラめくってみた。
tanθ;傾き(重要)
重傷じゃねぇか・・・・・・
ダンプに跳ねられてもこれほどはダメージ受けねぇよ・・・・・・
俺は自分のノートを全部取り出し、サル田さんにつき出した。
「今から明日学校に来るまでに新しいノートにこれをそのまま全部写せ」
「えっ?でも私、ちゃんと写して・・・・・・」
「口答えするな。監禁して失禁するまで痛みつけるぞ?」
「わ、わかりました!ちゃんとやります!」
コイツは授業中に何をやっているのかすら把握してやがらねぇ。
基礎から叩き込むしかないな。
もし・・・・・・普通にやるのが無理なら・・・・・・
・・・・・・究極手段痛みつけながら教え込んでトラウマとして永久に忘れられない記憶として刻み込んでやるか・・・・・・
・・・・・・俺にとってはこの女の精神より貰える報酬の方がはるかに重要だしな。
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