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《優樹視点》
昼飯にしては豪華な昼飯も終わり、昼休みという限られた時間しかない俺たちはさっさと店を出ていった。
にしてもめちゃめちゃ美味かった。
真琴も超笑顔だったし言うことなし!
・・・・・・悟郎は美味しさのあまりか泣いてる
時折「出費が・・・・・・」とか言ってるのは照れ隠しだと思う。
いや、本当はわかってるよ?
でも俺はアイツに5000円貸してるのに、いつまで経っても返そうとしないから少しお仕置きしただけだ。
「放して下さい!」
「黙れ!いいから来い!」
しばらく歩いていると俺たちの友達のエリナが黒い服を着て顔を隠した、いかにも怪しい男に連れ去られそうになっている状況に出くわした。
・・・・・・実際にこのような状況に出くわす事があるとは思わなかった。
でもそんな事を言ってる場合じゃねぇ!
「助けよう!」
「放っとこうぜ」
「混ぜてもらおう!」
三人とも意見が違う!
つーか真琴冷たすぎ!
とりあえず悟郎には後ろ回し蹴りを顔面にブチ込んだ。
真琴も後頭部に回し蹴りをブチ込んでいたので、ちょうどプレスする形になり悟郎は「イヒヒ・・・」と言いながらその場に倒れた。
今日も順調にキモいな!悟郎!
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