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ここで私は
ちょっとしたイタズラ?を思いついた。
「ねぇ真琴?あれは我慢するから・・・・・・
そのかわり・・・・・・手・・・・・・つないで?」
緊張から途切れ途切れ。
真琴はなんて言ってくれるかな?
「・・・・・・今日だけだからな?」
そう言うと真琴は私と手をつないだ。
指を全部絡めた恋人つなぎで・・・・・・
真琴は恥ずかしさからか、
こっちを見てなかった。
でも顔真っ赤。
ホントかわいい。
私たちは
そのまま手をつないで生徒会室を出た。
『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
なんか後ろで
龍くんがこの世の終わりのような
叫び声をあげたような・・・・・・
なんか真琴が『月』と書いて『ライト』と読む人と同じような笑顔を後ろに向けたような・・・・・・
『イヤぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
『ぐふっ!』
『悪夢だ!悪夢だぁぁぁぁぁぁ!!』
『イヤだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
『嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
なんか私たちを見た人が
騒がしいような・・・・・・
・・・・・・まぁ気のせいだよね?
・
・
・
「言っとくけど、俺はお前の10倍はお前の事あれだし」
「と思ってるのは真琴だけで、本物は私のほうが真琴の事1万倍あれです」
「実は俺はその1億倍」
「真なる力を解放して私はその1京倍」
「俺は魔王の力を得て更にその無限対数倍」
「私は伝説の装備を・・・・・・」
つないだ手は私たちの心も
つないでくれているような・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんな気がした。
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