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「さて・・・・・・なにする?」
兄貴からの提案。当たり前だ。
夜行バスなんてまだまだ来ない。
「ナンパ」
「バッティングセンター行こ!」
「(社会の)ゴミ掃除」
「子どもと遊ぼう」
皆さんなかなかに個性が強い。
誰がなにを言ったかなんてヤムチャ対サイバイマンの勝者と同じくらい明らかだ。
「みんなめちゃくちゃ過ぎてなにからつっこめばいいかわかんねーよ・・・・・・」
「待て!俺はまともだろ!?」
ファンクラブ会長がなんかほざいてやがるが、一発屋芸人のブームが過ぎたあとの生活に対する興味と比べればそんなものちっぽけなので全員スルー。
今度は悟郎が口を開いた。
「とりあえずファミレスでも行こうぜ。
ハラーヘッターと餓死の悲報」
とりあえず「俺、うまいこと言っただろ~?」的な態度がムカついたので回し蹴り。
・・・・・・思いたったら即行動。
我ながら(自分の事になると)仕事が速いとつくづく思う。
「まぁ飯食いに行こうか?」
信也の提案にそこに転がっているあのゴミ以外は全員賛成した。
あのゴミ?
・・・・・・悟郎のことか?
・・・・・・悟郎のことかぁぁぁぁぁぁ!!
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