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「みんな注文決まった?」
兄貴の質問にみんなが首を縦に振った。
それをみた兄貴は、子供の兄弟がどちらが押すかでケンカになるという《ピーンポーン》ってなるやつを押した。
ちなみに子どもの頃の俺はそんなのに興味がなかったからケンカにはならなかった。
・・・・・・それより、どうして神は人間なんていう汚い生物を生み出したのか?をずっと考える事に興味を持ってたのを覚えている。
「はい、お待たせいたしました!」
しばらくすると活発な感じの可愛らしい同年代の女性がやって来た。
「ご注文をお伺いします!」
なんだろうな?
キラッ☆って感じのあれが出てる。
・・・・・・加虐心がくすぐられるタイプ。
・・・・・・わから・・・・・・ないか?
「ビックハンバーグとグリルチキンと
ライスのL2個とサラダバーとドリンクバー」
「食い過ぎだろ・・・・・・龍」
「野球部ですので♪」
野球部だったらこうなのか?
でも大概の野球部はよく食うな。
「おれはライスのMとドリンクバーで」
「信也は食わなさ過ぎだ」
「帰宅部ですので♪」
残りの俺たち3人も帰宅部だっつーの。
ちなみに俺と兄貴は親父が帰宅部だったと言っていたから帰宅部。
・・・・・・俺たちは親父に本気で憧れている。
悟郎?女にがっつき過ぎて追い出された。
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