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次誰が言う?
みたいな間に入った。
俺が言おうか?
そんな事を考えていたら
悟郎が急に立ち上がった。
「俺は・・・・・・貴女の心が欲しい」
『『『『死ねばいいのに』』』』
俺たちの心が一つになった。
・・・・・・ミナディンでも唱えるか?
「本当にごめんなさい!」
「ガチでフラれた!?」
涙目の悟郎。
上目遣いで俺を見やがった。
・・・・・・殺したい衝動しかわかねぇ。
俺は悟郎の頭を机の角に思いっきり叩きつけて、俺の視界から涙目を消した。
「んじゃ、次は俺ね?」
「は、はいぃぃ!」
店員の女性が怯えている。
そりゃそうだ。
流血してるからな。
隣で血が流れてるのにメニューを見続ける兄貴と、正面で血が流れているのに雑談してる龍と信也が異常なのだ。
全く・・・・・・こいつらは・・・・・・
・・・・・・血を流したのは俺だというのは気にしないで頂きたい。
・・・・・・それ以前に、あの女性が俺に怯えているだけの話だし。
じゃあ・・・・・・メニュー言うか。
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