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「いい雰囲気だった」
「お前ってホント嫉妬深いな」
しかしそれが嬉しいか嬉しくないかは
言うまでもないといえる。
「真琴は嫉妬深い方じゃないの?」
「深いから埋めて浅くした」
しかし龍を埋めただけでは埋まらなかったから木の棒でカモフラージュ。
・・・・・・偽装工作は得意技です。
しかしもう泳ぎに来て5時間以上たった。
さすがにそろそろ腹減った。
「瑠奈?腹減らない?」
「う~ん。ちょっとお腹すいたかも」
「じゃあ海の家でも行って飯食おう。
このままじゃハラーヘッターと餓死の悲報になっちまう」
「あっ、ちょっと上手かも?」
・・・・・・パクリ?
いえいえ、参考にしただけですよ。
と、自分の事だけは正当化する。
そんな私は嫌われやすいタイプ。
・・・・・・知ってるか?
「じゃあ行くぞ」
俺は瑠奈の手をとった。
「あっ///」
瑠奈は嬉しそうだけど恥ずかしそう。
俺たちはそのまま海の家の方に向かった。
歩いてる時に瑠奈が俺の横を歩こうとしていたけど、自分の顔が赤くなってるのが自分でもわかったので、早歩きで追いつかれないようにして歩いた。
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