お前に負けるなんてありえねぇ!

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  《ガチャ!》 「じゃまする」 「はい、駄目!挨拶やり直し!」 「おじゃましまんにゃわ」 「はい、OK」 「えっ?いいの?」 この女の判定基準はわからん。 ・・・・・・なんか負けた気分。 ただいま瑠奈の家に来ています。 また消去法でここになりました。 瑠奈の家は立ってまだ新しいであろう 新築の一軒家だった。 マンション暮らしにとって、 少し羨ましかったりする。 「それでは私の部屋に招待いたします」 リビングでやればよくね? と思ったけど瑠奈の部屋に興味があったので言わなかった。 ・・・・・・別に探って秘密握ろうなんてこれっぽっちも思って無いんだからね/// ・・・・・・我ながら悟郎並みのキモさだ。 ちなみにこれっぽっちの『これ』は太陽系を思い浮かべてもらいたい。 ・ ・ ・ 瑠奈に連れられて二階に上がった。 瑠奈の部屋は 階段から部屋1つ分奥の所にあった。 「ようこそ私の部屋へ!」 瑠奈の部屋はきれいに片付いていた。 なんというか・・・・・・特徴がない。 飾ってる訳でもなく、かといって必要最低限しかものがないわけではない。 ぬいぐるみもあったり、ゲームや漫画があったり、いわゆる普通の部屋。 「驚愕の新事実を期待していた俺に今すぐ土下座して頂けませんか?」 「えっ!?なんで!?」 いろいろ期待してたんだよ・・・・・・ 部屋に牛の首が吊り下げられてたりとか。 ・・・・・・本当はしてないけど。 ・ ・ ・ 「じゃあ、お茶いれてくるね?」 部屋の真ん中の机(冬はコタツになる)に 勉強道具を置いて準備していたら、瑠奈がそう言って部屋を出ていった。 さて・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・あさるか♪  
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