お前に負けるなんてありえねぇ!

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  「えっ!?SATSUGAI!?」 なんだよ? 俺の着メロにケチつける気か? あっ、 空気が壊れたため戻ってきました☆ ・・・・・・このくだりも前にやった気がする。 「はいもしもし?」 瑠奈を軽くスルーして電話に出る。 『あ!もしもし真琴?みんなのアイドル、悟郎ちゃんです』 相手は悟郎だった。 まぁ着メロでわかったんだけど。 ・・・・・・彼の着メロにSATSUGAI選んだ理由は言うまでもないだろう。 「ああ。お前は俺のアイドルだ」 『えっ!?認められた!?』 「なんだよ認めてやったのにその反応は」 『い、いや・・・・・・なんかあった?』 アホ全開のクセに案外鋭い。 ・・・・・・エロい事だけ考えとけばいいのに。 「お前は俺の救世主だ。お礼に今度のテストで俺に勝ったら1つだけ言うこと聞いてやる」 『マジで!?やった!何して貰おう・・・・・・』 ・・・・・・勝った気でいやがる。 「その代わり俺が勝ったらお前も言うこと1つだけ聞けよ?」 『オーケーオーケー任せとけ。じゃあ俺、今から勉強するから切るわ!…………女装して町中回らせよ…………あっ!…………ピッ!』 電話切り忘れてやがったな・・・・・・ 女装か・・・・・・ありえねぇ・・・・・・ 「と、いう訳だ。絶対に負けれなくなったのでこれから勉強を始めたいんですが?」 俺は電話をポケットに入れて、 瑠奈に問いかけた。 「う・・・・・・うん」 瑠奈は不満そうだったが承諾してくれた。  
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