プロローグ

3/5
2048人が本棚に入れています
本棚に追加
/230ページ
わざとww 殺したww いやいや待て、草を生やしてる場合じゃない。 「わざとってどういうこと?なんで?」 「お前には異世界に行ってやってもらいたいことがあるんだ」 「……なに、それ」 「……いわゆる主人公と呼ばれる者達の消去だな」 ……一瞬何を言われてるのかわからなかった。 主人公?異世界モノで良くある最強とかそういう感じの? 「どうして?それと、なんで私が?」 「どうしてかは言えん。お前を選んだ理由は、お前が……王道と言うやつを嫌っているからだ。いや、憎んでいると言ってもいいか?」 ……成る程。否定はしない。私は『王道』という奴らを憎んでいる。 「ま、神様に隠しても無駄か。確かに私は王道が大っ嫌い。憎んでる。だから別にその頼み、受けてもいい。……てか、あんたに殺されたんだったら選択肢それしかないじゃんwwww」 「それもそうか。では、送り込む先の異世界だが……」 「剣と魔法の世界?んで、ギルドとか王国とかある感じでしょww」 「む……。その通りだ」 そこはテンプレなのねww
/230ページ

最初のコメントを投稿しよう!