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「あ、ここか……D組は……さてさて、鬼が出るか蛇が出るかってやつか?」
ガラッ!!
教室の中には4人の生徒がいた。
「あー?なんだぁテメェわよー。」
「転校生の村尾 龍矢だ、よろしくな。」
ヒュッ カッ!!
村尾の顔の横をナイフが通り過ぎた
「おいおい、初対面の奴にいきなりナイフ投げるか?」
「黙れ、今すぐ消えろ……」
「嫌だね、ナイフちらつかせたぐらいでいい気になってるんじゃねーよボケ。」
「……ほぅ、いい度胸してんなぁ」
「喧嘩もいい腕だぜ?こいよ、お山の大将。」
「D組ヘッド、川上 将也(かわかみ まさや)だ。すぐに楽にしてやるよ。」
ブンッ!ブンッ!
川上のパンチを村尾は次々と避けていく
「へぇ、なかなかパンチの威力はなかなかあるじゃん。じゃあ、次は俺の番ね♪」
ドッ!グシャッ!!
村尾はミドルキックを放った後、川上の髪を掴み顔面に膝蹴りを当てた
川上は膝蹴りが当たり3m程吹っ飛んだ
「なっ……!?お前、何者だ?」
「別に~?タダの喧嘩好きだ。」
ダダッ……ゴッ!!
そういいながら村尾はまだ起き上がれてない川上の顔面に蹴りを入れた
「川上……だったっけ?俺の勝ちでいいよな?」
「ぐっ……あぁ、お前の勝ちだ。」
「川上さんっ!!冗談っすよね!?」
「テメー!生きて返さねえぞコラッ!!」
川上についていた奴等が口々に騒いでいる
「うるせえっ!俺は村尾に負けたんだっ!異論は無しだ!!」
こうして、めでたくして?村尾はD組を制覇したのである。
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