僕は世界の中心になりたい。

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僕は、何をやっても中途半端だった。 「でもさ、私の家は遠いよ?」 「良いよ。僕は何時も暇なんだ。」 そんな僕にも、運が回ってきた。 「ねっねっ。なんで、私を家まで送ってくれるの?」 「……夜道は危ないでしょ?」 「なに、その間?」 そう言って彼女は笑った。
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