僕は世界の中心になりたい。

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「そういえば……さ。 君の家って何処なの?」 まだ、心臓がバクバクする。 「あっこ。 見える? あの、ちょーっとだけ見える白い家。」 僕は、帰り道で彼女に会ったとき告白しよう。 と決意した。 神様がくれたチャンスなんだから。 でも、少し怖じ気ついてしまった。 そして、出た言葉が “一緒に帰らない?” だった。 「あ、あの家……。 って近!」
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