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「真理奈ちゃん、ちょっとこれ後ろに運んどいてくれる?」
「あ、はい!」
頼まれたものを後ろへ
運びに行こうとする私に
裕也が話しかけてきた。
「重そうだね」
「大丈夫だよ、私こう見えても結構力あるし」
「こう見えてって言うか力ありそうだもんな(笑)」
「うっせ。どうせ力持ちだよ」
「冗談だよ。俺が運んであげる」
「え、いいの?」
「まかせとけって」
「あ、ありがとう」
なんだこれは。
なんだこの優しさ。
惚れてまry
この日から私は裕也に対する
気持ちが変わっていった。
好きとかじゃなく
恋とかじゃなく
裕也は見かけによらず
いい人なんだと確信した。
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