第一章

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??「僕のこと無視するなんて良い度胸ですね」 夢「あぁ、ごめん。入隊したいんだけどどうすればいいと思う?」 苦笑しながら聞く。 ??「あれ?もしかして君、さっき女の子助けた人?」 夢「うん。何で知ってるの?」 ??「僕もさっき近くで見てたんです!あの、手合わせしないですか?」 きらきらとした目で見られる。 夢「入隊試験ということなら全然良いよ」 ただ戦うのは気が引けるからね。 ??「いいですよ!僕は沖田 総司!よろしくお願いします」 にっこりと笑いながらながら言われた。 夢「よろしく」 僕も笑う。だけど相手は作り笑い。てか、勝手に試験しちゃっていいのかな? ま、いっか♪ 2人とも道場に行き胴着に着替える。今は木刀を持って。素振りをしている。 軽く振って手を慣らす。んー、ちょっとなまってるかも...。 僕は子供のころから剣道をやっていたけど、2年前に辞めちゃったんだよね。 沖田「準備できました?」 夢「うん。審判は誰が?」 沖田「あ、ちょっと待ってて下さい。」 そう言って審判を探しに行ってしまった。 沖田「連れてきましたよー!」 ??「痛っ!総司痛いよ!」 首根っこを引っ張られて連れてこられた男の子は女顔で子犬の様な可愛い男の子だった。 夢「え、男?ひぇ~可愛いね、名前は?」
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