第一章

9/22
前へ
/33ページ
次へ
??「藤堂 平助!俺は正真正銘の男!可愛いって言うな!!」 真っ赤な顔でほえる。 可愛い!芽衣と同じくらい弄りがいがあるなぁw 夢「ごめん、ごめん。審判お願いね」 平助「分かってるよ」 あ、弄りすぎて拗ねちゃったみたい。本当、可愛い。あ~!芽衣に会いたくなってきちゃった!!何してるかな? 沖田「よし!早く始めましょう!」 沖田って確か壬生狼の中で一番強いんだっけ?怖いな~w 平助「スゥ...始め!!」 試合の合図がでた瞬間、僕の周りにピリピリとした緊張感が漂う。ものすごい集中力!全然隙がないよ!楽しい! 真剣な表情とは裏腹に心の中はこの場を楽しんできていて、剣道をやっていたころを思い出す。 沖田「かかって来ないなら僕から行きます!」 ガンッ!! 夢「ぐっ」 早い!一瞬沖田の姿が視界から消えたことに焦ったが、冷静を取り戻し何とか受け止める。 カンッカンッカンッカン!! 強い力をいなしたり避けながら隙を探す。 バッ 2人はいったん大きく離れる。 沖田「いなしてるだけじゃ僕には勝てませんよ」 挑発だ。分かっているのに攻撃したくて体が疼く。 夢「うん、そうだね。考えながら戦うなんて僕には合わないや」 にっと不適に笑って攻撃をしかける。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加