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夢「お気になさらず、家族とはもう、きっと会えませんから」
父さんや母さん・・・芽衣を思い出して悲しくなる。
近藤「すまない・・・。悪いことを聞いてしまった」
近藤さんも悲しそうな顔で謝罪してくれた。
沖田「待ーーーーーった!!何でそんなしみったれた空気になってるんですか!?今は夢さんが隊士になる許可を貰いに来たんでしょーが!!」
さっきまで空気だった沖田が行き成り大声を出した。
まぁ、確かに話がずれてたけど;;(苦笑)
近藤「おお!すまない。夢君だったかな?是非、壬生浪士組に入隊してほしい」
近藤さんが頭を下げてくれた。
夢「うわっ!頭上げてくださいよ!」
沖田「そうですよ!元々夢さんは入隊しに来てくれたんですから」
近藤「しかし・・・。」
夢「クスッ。近藤さん、これから世話になります。」
近藤さんが僕なんかの為に頭を下げてくれたから、僕も誠意をもって返した。
すると2人はびっくりした様に呆けていた。
夢「ん?」
にっこりと笑いながら首を傾げると
近藤「はっはっはっ!!夢君はとんだ美丈夫だな!」
夢「は?僕が美丈夫など、褒めても何も出ませんよ」
ふふっと笑いながら言う。
近藤さんは父さんの様で心が温まるなぁ。
ドスドス
荒々しい足音を立てて入ってきたのは土方だった。
土方「近藤さん邪魔する」
沖田・夢「あ・・・。」
土方さんと目があってつい声を出してしまう。
そして沖田と目を合わせる。
来ちゃった☆みたいな顔で僕をみる沖田。
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