第一章

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こんな綺麗な人と寝れるなんて生きてて良かった!!←僕、女ですw 余っていた布団を水谷さんの横に敷き、重大な事に気づいた。 胴着のままだった!昔の寝巻きって浴衣だったよね?持ってなーい!!(泣) どうしよう;;と唸っていると、 谷「浴衣もってないの?私の貸そうか?」 女神だぁーーー! 夢「すいません;;」 馬鹿な自分に苛々を募らせながら答える。 水谷「気にしないで、よくあることだから」 クスクスと綺麗に笑いながら言った。 夢「よくあるんですか?」 水谷「うん。浴衣って夜しか使わないでしょ?だからあんまり持ってる人いないんだよね」 夢「そうなんですか」 新しい知識が増えた。昔の人は興味深いなぁ 水谷「はい、これ。少し大きいと思うけど、ごめんね」 夢「ありがとうございます。僕が我が儘いってるんで、謝らないで下さい!」 そう言って僕はいそいそと着替え始めた。あ、もちろん体全体は水谷さんに見えないようにね。 僕の体なんて見たら水谷さんの目が腐っちゃう!w 胴着を綺麗に畳んで枕元におく。そして体を布団の中に滑り込ませる。 夢「水谷さん、今日は会ったばかりなのに色々ありがとうございます。おやすみなさい」 水谷「ふふ、どういたしまして。おやすみ」 水谷さんの言葉を聞いてすぐに睡魔が襲ってくる。 今日はいろんな事があったもんなぁ。そう思いながら眠りについた。
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