第二章

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??「こいつ誰だ?」 水谷「あぁ、昨日入隊した藍川 夢君。今日中にでも紹介されると思うよ」 ??「ふーん?まぁいいや。先行ってるぜ?」 水谷「うん。私は藍川君起こしてから行くね」 う~ん?誰かと水谷さんの声だ。 起きたけど眠くて瞼が開かな~い;; 水谷「藍川君、おきて。」 夢「・・・・・・・・・・・・・・はぃ・・・。」 眠くてだるい体を無理やりおこして返事する。 みゅ~と唸りながらも(本人はむ~と唸っているつもり)気合を入れて目をパチッとあける。 水谷「おはよう」 めっちゃ笑顔な水谷さんが真ん前にいました。 夢「うぉっ!」 びっくりした!顔が赤くなるのが分かる。ドキドキとする胸に手をあて、深呼吸。 水谷「うぉって・・・。ちょっと傷つくなぁ」 夢「傷つくなぁじゃないですよ!心臓止まるかと思いました!」 少し興奮して言う。 水谷「ごめんごめん。もうしないよ。それより顔赤いよ?」 夢「そりゃあ、綺麗な顔が目の前にあったら嫌でも顔が赤くなりますよ!」 もうやけになって言う。 水谷「あはは、嬉しいな。おっと、急がないと朝ごはんに遅れちゃう」 そう言って水谷さんは僕の腕をひっぱった。 あぁ、朝から慌しいなぁ~。ゆっくり休ましてぇ~ 夢の心の悲鳴は誰にも届かない。
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