第二章

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既に大広間はたくさんの隊士で賑わっていた。 広間に入ってきた私をちらちら見る者もいるが、大半の人はあまり気にしていない。 どこに座ろうかと悩んでいると、 水谷「藍川君!こっちにおいで。」 と、隣をポンポンと叩いた。 夢「ありがとうございます」 にっこりと笑って水谷さんの隣に座った。 全員が揃ったところで土方さんが声を掛ける。 土方「おい!近藤さんから知らせがある!」 近藤「ありがとう、歳」 おお!土方さんの一声で静かになった!w 近藤「昨日入隊した隊士を紹介する!藍川君!来てくれ」 夢「ぅえ!?はい!!」 びっくりして変な声だしちゃったよ~;; 近藤「一番隊隊士になった藍川 夢君だ!皆仲良くしてくれ!」 そう言うと近藤は僕を見た。 あれ?これって一言いったほうがいいかな? 夢「えっと、まだ入ったばかりで分からないこともありますが、皆さんの役に立てるよう頑張るので色々とよろしくお願いします!」 少し長い一言(?)を言うとがばっと効果音がつきそうなくらい勢いよく 頭を下げた。 パチパチパチ 周りから暖かい拍手や「よろしく~」などという声が聞こえ、一安心する。
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