第一章

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夢side こんにちは、夢です。 ドラマでもやりすぎだと思って女の子の前に出てきちゃったけど...。 本物の刀に対して丸腰はやばいかな。 男「何だてめぇ。」 夢「こんにちは、女の子に刀を向けるなんてどうかしてると思います」 怪訝な顔をする男に、にっこりと笑いながらいうと、男は顔を真っ赤にし、野次馬は 「兄ちゃんかっけぇぞー!」 とか叫んでる。 兄ちゃんか...。芽衣に呼ばれてみたい。今度呼ばせてみよーっと♪ 男「ふ、ふざけんじゃねぇー!」 男は隙だらけな格好で刀を振ってきた。 トンッ、タタッ、ドンッ「ぐぇっ」、バタンッ ...分かっただろうか? トンッ→夢が地面を蹴る音 タタッ→夢が走る音 ドンッ→夢が男にみぞおちを食らわせた音 「ぐぇっ」→男の悲鳴w バタンッ→男が地面に倒れる音 夢「ふぅ、君、大丈夫?怪我とかない?」 男が弱くてよかったーwとか思いながら女の子に振り返り問いかける。 女の子「あ、はい。大丈夫です」 顔を少し赤くしながら答える様はなんとも可愛らしい。 まぁ、芽衣ほどでもないけど。← 夢「よかった。それじゃあ、僕行くね」 歩き出そうとすると、
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