33人が本棚に入れています
本棚に追加
こんなやりとりをして僕は由梨ちゃんの家から出た。荷物は由梨ちゃんがくれた風呂敷に包んである。
よし!さっそく壬生狼に行くか!
でも、どこにあるんだろう?
いや、今は新撰組かな?
裏道を歩いていたら3人の男たちに声をかけられた。
男1「おい!金目のもの出せ!」
あ、江戸時代のかつあげだ。平成と変わんないなぁ。
夢「無理だよ、おじさん。僕お金持ってないもん」
おちゃらけた様に言うと、
男2「てめぇ、ふざけんな!」
そういって斬りかかってきた。
まず1人目、顔面パンチ。
2人目、横蹴り。
3人目。気絶していた2人をぶつける。
そんで、起き上がりそうな3人目の胸元を足で押さえつけた。
夢「ねぇ、おじさん。」
男「ひっ」
夢「壬生狼の屯所まで案内してくれない?」
男「はいっ!」
ふふっ、素直~♪
只今、僕は壬生浪士組屯所に居るんだけど、どうすればいいかな?
夢「ごめんくださ~い!」
男装中のため低めの声を出す。
??「君、何してるんですか?」
声のほうを向くと、女顔なのに綺麗な男の子がいた。もしや、沖田 総司?
最初のコメントを投稿しよう!