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テオドア共和国は争いを好まない。それがこの村の方針と合致したのだろう。戦争が始まり、他の国との契約は破棄。テオドア共和国と契約後に村を移動したのだ。
ただ、今回の戦争は激しい。父も遅くまで食物を戦場に運んでいる。帰らない日もあるほどだ。
そんな父が、私の誕生日に家に帰ってくるのだ。私は優しく笑い抱き締めてくれる父が大好きだ。
「えぇ、本当よ、戦場が近くなったからね」
母の言葉で私は舞い上がるほど嬉しかった。いつも私が寝ている時間に帰り、行く父が帰ってくる!!
残りの朝食を口に放り込み飲み込むと、ごちそうさまを言って自室に戻った。
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