ようこそ僕らのパーティー会場へ!

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ついでにこの美女と絶世の美女の違いが大きく、でかい声でと指示されたからでかい声で言ったらうるせぇと文句を言ったコイツはウィアル。 ウィアル…なんだっけな。 長ったらしい名前なので覚えていない。 というかここで働いているやつらのほとんどは長ったらしい名前なのだ。 ついでにここの会場では個人個人で分担がある。 表向きは無いようになっているのだが… その分担先は『~科』と呼ばれ、なくてはならないものからどうでもいいもの、はたまた分けの分からないものなど様々。 …まぁ俺はその分けの分からなくどうでもよさそうな科、なのだが。 「ったく、これだから暗科はよぉ…経科こい、経科!」 「い・や・だ てか暗科なめんなよ?」 そう、暗科。 略されている(?)とわからないが、正式名称暗殺科。 まさしくいらなそうで、分けの分からない厨二チックな科だと俺は思う。 オイそこ、俺も思ってるんだから厨二乙とかいわない。 …ちなみに、聞いてみたところ意外と必要らしい。 なんでもパーティーの主催者が殺されかけたりするとか。 え?俺は普通に働いてただけじゃ無かったのかって? あぁ、普通に働いてたさ。 日本のどこぞの組の中々な地位でな。 ちなみに経科は経済科。 読んで字のごとく、経済の担当。 つまりウィアルは頭が良いわけだ。 だから絶世の美女と美女の区別が付くのかもしれない。 だがウィアルの性格の適当な性格からはとても経済科だとは思わない。 正直接案科(接待・案内科)だと思っていた。 …まぁその接案科には暗科に来た方がよろしい戦闘力と接案科には不要なチャラさを兼ね備えた男がいるのだが。
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