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まだ俺も死にたくないし、ここは無難に慰めとくか。
「オーイ」
「何よ、私は泣いてないわ」
「見苦しいぞ
目からこぼれまくる透明の液体はなんだ?」
「………トラウマです」
見苦しい!
何だよ?涙=トラウマって。
あれか?
昔ヤーさんに殺されかけたぐらいの過去があんのか?
悲しい事に俺はあるぜ。
「副長に…、殺される…」
「電波ちゃんとこの副長=ヤーさんだって分かった」
「副長が外見ヤクザってなんで分かったのよ!?」
電波ちゃん…。
俺からすれば、あんたからは情報抜き取り放題何だが。
「勘だ」
「そんなわけ無いでしょ
副長が呼んでてね
一緒に行くわよ」
「俺はヤーさんに殺されかけた過去があるからパス」
「ご愁傷様」
「それ以前にここから出せ!」
そして狐。
お前は檻を噛むな。
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