【弐】警察官

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まだ俺も死にたくないし、ここは無難に慰めとくか。 「オーイ」 「何よ、私は泣いてないわ」 「見苦しいぞ 目からこぼれまくる透明の液体はなんだ?」 「………トラウマです」 見苦しい! 何だよ?涙=トラウマって。 あれか? 昔ヤーさんに殺されかけたぐらいの過去があんのか? 悲しい事に俺はあるぜ。 「副長に…、殺される…」 「電波ちゃんとこの副長=ヤーさんだって分かった」 「副長が外見ヤクザってなんで分かったのよ!?」 電波ちゃん…。 俺からすれば、あんたからは情報抜き取り放題何だが。 「勘だ」 「そんなわけ無いでしょ 副長が呼んでてね 一緒に行くわよ」 「俺はヤーさんに殺されかけた過去があるからパス」 「ご愁傷様」 「それ以前にここから出せ!」 そして狐。 お前は檻を噛むな。
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