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あれから俺と狐は牢屋から出られたが、正直ヤーさんとなんか関わりたくない。
人権とか法律じゃなく襲われた過去があるから…。
そして今、ヤーさん(副長)の部屋を目指している。
が、もう10分は歩いている。
「こっちで合ってるのか?」
「合ってるわよ!
それよりこの天孤はどうするの?
滅する?」
怖い。
そして滅しようとするな。
「なんなら斬るけど?」
「怖いから笑顔で言うな
とりあえず俺が飼うけど…」
「あんた…
妖怪の餌がなにかって分かってる?」
「体から出る白いモヤモヤ」
俺は今までそれを食わしてきた。
そして刀をちらつかせるな!
このなんちゃって電波少女め。
「あんたは妖怪飼ってた事があるの?」
「イエス」
ついでにコイツで3匹目。
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