【弐】警察官

5/11

4人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
あれから俺と狐は牢屋から出られたが、正直ヤーさんとなんか関わりたくない。 人権とか法律じゃなく襲われた過去があるから…。 そして今、ヤーさん(副長)の部屋を目指している。 が、もう10分は歩いている。 「こっちで合ってるのか?」 「合ってるわよ! それよりこの天孤はどうするの? 滅する?」 怖い。 そして滅しようとするな。 「なんなら斬るけど?」 「怖いから笑顔で言うな とりあえず俺が飼うけど…」 「あんた… 妖怪の餌がなにかって分かってる?」 「体から出る白いモヤモヤ」 俺は今までそれを食わしてきた。 そして刀をちらつかせるな! このなんちゃって電波少女め。 「あんたは妖怪飼ってた事があるの?」 「イエス」 ついでにコイツで3匹目。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加