【弐】警察官

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「ミスった…」 「それより私の首筋に添えられた竹刀を除けてほしいわ」 失敬失敬。 反射だ。 「さて… 開けるか!」 「待って! 心の準備が!」 俺は電波ちゃんの言葉を無視って後悔した。 だってそうだろ? 黒いダンディズムなヒゲにスキンヘッド。 目は厳ついグラサンで見えない。 それがスーツに葉巻をすってやがるんだ。 コレはヤーさんじゃねぇ。 マフィアだ。 そして外見に合うマフィアボイス。 「櫻木ぃ!」 そして、 「お前ぇ 重要参考人連れて来るのにどんだけ時間がかかってんだぁ?」 「すいません副長!」 俺の知り合いだ。 「久しぶりだな なっちゃん」
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