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「ミスった…」
「それより私の首筋に添えられた竹刀を除けてほしいわ」
失敬失敬。
反射だ。
「さて…
開けるか!」
「待って!
心の準備が!」
俺は電波ちゃんの言葉を無視って後悔した。
だってそうだろ?
黒いダンディズムなヒゲにスキンヘッド。
目は厳ついグラサンで見えない。
それがスーツに葉巻をすってやがるんだ。
コレはヤーさんじゃねぇ。
マフィアだ。
そして外見に合うマフィアボイス。
「櫻木ぃ!」
そして、
「お前ぇ
重要参考人連れて来るのにどんだけ時間がかかってんだぁ?」
「すいません副長!」
俺の知り合いだ。
「久しぶりだな
なっちゃん」
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