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俺は運命を否定しながら、期待もしていた。
もしも、運命の人が目の前に現れたら、俺は気づくのか?
運命の人なんて、自分が好きになれば皆、運命の人なんじゃないのか?
っつーか、運命の人って何?
「…あー、眠れねぇ」
ベッドの上をゴロゴロ転がりながら、朝を迎えていた。
いつもより少し早いが、下らない考えを払拭するように、ベッドから飛び起きる。
クラクラする頭を押さえ、牛乳を流し込んだ。
身支度を調え、家を出る。
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