#1

8/11
前へ
/104ページ
次へ
「お前、早くない?」 エレベーターの『閉』ボタンを押す佐倉に話しかける。 「ん~そう?ちょっと片したい仕事があって…」 ぼーっと、階数表示が上がっていくのを見つめる。 「諒ちゃんは?」 「…たまたま早く起きたから」 寝れなかったから、とは言えない…。 チンと音がして28階に着いた。
/104ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加